電車の中での読書は、多くの人にとって移動時間を有効に活用するチャンスです。
しかし読書を楽しもうとするものの、なぜか気持ち悪くなってしまうという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
毎回気持ち悪くなってしまうので、どうにかしたいわ…
本記事では、電車での読書中に気持ち悪くなる原因と、それを防ぐための方法について詳しく解説します。
結論から言うと、電車で読書中に気持ち悪くなるのは体が感じる揺れと視覚情報のアンマッチが主な要因です。
対処法も合わせて紹介するので、ぜひ最後まで御覧ください。
目次
なぜ電車で読書をすると気持ち悪くなるのか?
電車での読書が気持ち悪くなる原因は、主に乗り物酔いにあります。では、なぜ乗り物酔いは起こるのでしょうか。
乗り物酔いのメカニズム
乗り物酔いは、体の平衡を保つ内耳の感覚器官と、目で見る視覚情報が一致しないことで発生します。
乗物酔いは、「動揺病」とも呼ばれ、車やバス、電車、船など乗物の揺れ、不規則な加速・減速の反復が受ける内耳(三半規管や耳石器)からの情報と目からの情報、体からの情報を受けた脳が混乱することによって起こる自律神経系の病的反応で、めまいや吐き気・嘔吐などの症状があらわれます。
乗物酔いの原因とは?
電車内で本を読んでいるとき、目は静止している本に集中していますが、体は電車の動きによって様々な方向に微妙に動かされています。
この不一致が脳にストレスを与え、結果として気持ち悪さを感じるのです。
電車の揺れと視覚情報の不一致が原因
電車の揺れは予測できない方向に発生するため、特に読書中の視覚と体の感覚の不一致を強く感じさせます。
これが、電車内で読書をする際に乗り物酔いを感じやすい大きな理由です。
電車で読書をしても気持ち悪くならない方法
ここまで電車の中で本を読むと気持ち悪くなる理由について紹介してきました。
この章では気持ち悪くなるのを防ぎながら、読書を楽しむ方法を紹介します。
マギー
私が実践してみて、効果のあったものを紹介します。
薬を活用する
通勤ではなく旅行での電車移動の場合、乗り物酔い防止のための薬を活用するのも1つの方法です。
市販されている乗り物酔い防止薬は、事前に服用することで効果を発揮します。
酔い止め薬は、乗物に酔ってしまってからの服用でも効果がありますが、乗物酔いの予防には、乗物に乗る30分~1時間前に服用するのが特に効果的です。
酔い止め薬の選び方
ただし酔い止め薬は眠気を引き起こすことがあるため、使用する際は注意が必要です。
こまめに外の景色を見るようにする
電車で読書をすると気持ち悪くなる主な要因は、電車の揺れと視覚情報の不一致です。
乗り物酔しやすい場合は、こまめに本を閉じて外の景色を見るようにしましょう。
外を見ることで、目と体の感覚の不一致を減らすことができます。
マギー
私の場合、景色を見ながらゆっくり呼吸をすることで気分が回復する感覚がありました。
文字サイズが調整できる電子書籍を活用する
電車で気持ち悪くなりやすい方にはKindleなどの電子書籍リーダーがおすすめです。
電子書籍リーダーを利用すると、文字のサイズを調整できます。
マギー
文字が大きいと目の負担が少なくなり、乗り物酔いを感じにくくなる傾向があります。
電子書籍は持ち運びが便利で、周囲に迷惑もかけづらいので電車移動の読書には最適です。
≫おすすめの電子書籍リーダーについてはこちらの記事で紹介しています。
オーディオブックを試してみる
電車での移動時間をより充実させたいという方には、オーディオブックがおすすめです。
マギー
オーディオブックとはプロの声優が書籍を朗読してくれるサービスです。
すべてが耳からのインプットで完結するので、手元を見る必要がなく乗り物酔いの心配がありません。
また外からみて読書をしているように見えないので、周りの目を気にせず読書に集中できます。
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よくある質問
この章では電車での読書に関するよくある質問を紹介します。
電車での読書はマナー違反ですか?
A
本を広げるときなどに周囲に配慮すれば、基本的にはマナー違反になりません。
当サイトではCrowdWorksを使って100名の方にアンケートを実施しました。
その結果電車で読書をしている人をマナー違反と感じる人はわずか1%でした。